【保存版】トラックの「あおり」完全ガイド!素材・デザインの違いから寿命を延ばす裏技まで徹底解説

トラックの荷台を囲む「あおり」。 普段当たり前にあるパーツですが、実は素材の選び方一つで「最大積載量」が変わったり、デザイン一つで「売却時の査定額」に差が出たりすることをご存知でしょうか?

今回は、中古トラックのプロの視点から、あおりの種類・特徴・メンテナンスについて深掘りして解説します!


1. そもそも「あおり」の役割とは?

平ボデーやダンプにとって、あおりは単なる「囲い」ではありません。

  • 積載物の落下防止: 遠心力や振動から荷物を守ります。
  • 車両の剛性維持: 荷台全体の歪みを抑える役割もあります。
  • 過積載の抑止: あおりの高さを基準に積載量を判断する目安になります。

実はあおりは**「載せ替え」が可能**です。「今のあおりがボロボロで見栄えが悪い」「アルミに変えて積載量を増やしたい」という場合、板金屋さんに依頼して新品へ交換し、リフレッシュすることができます。


2. 素材別・メリットとデメリットを徹底比較

トラックのあおりに使われる素材は、主に以下の4種類です。

① 鋼製(スチール・鉄製)

標準的な平ボデーに最も多く採用されている「王道」の素材です。

  • メリット: とにかく頑丈。重機や硬い資材をぶつけても凹みにくく、安価です。
  • デメリット: 非常に重いため、開閉に力が必要です。また、傷からサビが回りやすく、放置すると穴が開いてしまうこともあります。

② アルミ製(アルミブロック)

今、中古市場で最も人気が高いのがこのアルミブロックです。

  • メリット: 最大の武器は**「軽さ」。あおりをアルミに変えるだけで、車両総重量が軽くなり、その分最大積載量を100kg〜200kgほど増やせる**ケースがあります。錆びにくく、見た目がいつまでも綺麗なのも魅力です。
  • デメリット: 素材が柔らかいため、鋭利なものをぶつけると裂けたり深い傷がついたりしやすいです。

③ ステンレス製

海沿いを走る車両や、見た目にこだわるオーナーに支持されています。

  • メリット: 耐食性(サビにくさ)が最強です。融雪剤の影響を受ける雪国や、潮風の強い沿岸地域では非常に重宝されます。
  • デメリット: 価格が高価。また、鉄と同じくらいの重量があるため、軽量化には向きません。

④ 木製

最近では希少になりましたが、根強いファンがいます。

  • メリット: 金属に比べてしなりがあり、荷物(特に精密機械や木材)に傷をつけにくいです。また、濡れても滑りにくい特性があります。
  • デメリット: 腐食(腐り)やシロアリの被害、割れが発生しやすく、定期的な防腐塗装が欠かせません。

3. ダンプ乗りならこだわりたい「デザイン」の知識

ダンプのあおり(サイドゲート)は、現場での「顔」です。

  1. 額縁(がくぶち): 中央が凹み、周囲を縁取ったデザイン。強度と見た目のバランスが良く、リセールバリュー(売却価格)が最も安定しています。
  2. 板チョコ: 表面に四角い凸凹があるタイプ。凹凸によって板の剛性を高めており、軽量ながら非常に丈夫です。
  3. 船底(ふねぞこ): 土砂が中央に集まりやすく、排出しやすい形状。土砂禁ダンプや深ダンプによく見られます。
  4. 面一(ツライチ): 表面が真っ平らな一枚板。シンプルで美しく、社名ペイントやステッカーを綺麗に貼りたい会社様に人気です。

4. プロが教える!あおりの寿命を2倍にするメンテナンス

「あおりが閉まらない」「丁番(ヒンジ)がちぎれた」というトラブルは、日頃のケアで防げます。

  • 「稼働部」への給油: 丁番やロックレバーに、月1回で良いので**潤滑スプレー(KURE 5-56など)**を吹き付けてください。これだけで開閉の軽さが劇的に変わります。
  • サビの早期発見: スチール製の場合、塗装が剥げたらすぐにタッチアップ(塗り直し)を。サビは一度内部に入ると、中からボロボロに腐らせてしまいます。
  • 「シート掛け」の習慣: 雨ざらしは、あおりの内側に水が溜まり、腐食を早めます。使わない時は荷台シートを掛けるだけで、あおりの寿命は数年変わります。

5. 女性やベテランの強い味方「開閉補助装置」

「あおりが重くて腰が痛い…」そんな悩みを解決するのが補助装置です。

  • セイコーラック: 大型バネの力で、重いスチールあおりも片手でスッと上がります。
  • アオリバランサー: スプリングの反発を利用した装置。最近の新車には標準装備されることが多いですが、バネの寿命は約10年。ヘタリを感じたら交換時期です。

まとめ:用途に合わせた「あおり」選びを!

あおりは、運ぶ荷物や走る環境によって最適な正解が異なります。 「積載量を1kgでも増やしたいならアルミ」「タフな現場でガシガシ使うならスチール」といったように、自分の仕事スタイルに合わせて選ぶことが、結果として仕事の効率アップに繋がります。

今のあおりの調子が悪い方、載せ替えを検討している方は、ぜひ一度プロに相談してみてくださいね!

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