【保存版】トラックの「1ナンバー」と「4ナンバー」の違いとは?維持費や高速料金、サイズ規定を徹底比較!
トラックを購入・増車する際、避けて通れないのが
「1ナンバー(普通貨物)」と「4ナンバー(小型貨物)」の選択です。
「4ナンバーの方が安いと聞くけど、具体的に何が違うの?」
「積載量は同じなのに、なぜナンバーが変わるの?」
といった疑問を抱えている方も多いはず。
今回は、トラックの維持費に直結するナンバー区分の違いを、
サイズ規定からランニングコストまでプロの視点で詳しく解説します!

1. ナンバープレートの「分類番号」をおさらい
ナンバープレートの地名の横にある数字(分類番号)は、
自動車の用途やサイズによって0〜9まで振り分けられています。
- 1ナンバー:普通貨物車(大型・中型トラックはもちろん、4ナンバーの規定サイズを超える車両)
- 4ナンバー:小型貨物車(軽トラもここに含まれます)
- 8ナンバー:特殊用途自動車(冷蔵冷凍車、塵芥車、散水車、高所作業車など)
トラックに関わるのは主にこの3つですが、
今回は特に関係の深い
「1ナンバー」と「4ナンバー」の境界線を紐解いていきましょう。

2. 4ナンバー(小型貨物)になれる「厳しい条件」
4ナンバーを取得するには、
以下の「サイズ」と「排気量」のすべての条件を満たす必要があります。
一つでも超えると、即座に1ナンバー扱いとなります。
4ナンバーの規定サイズ
- 全長: 4.7m以内
- 全幅: 1.7m以内
- 全高: 2.0m以内
- 排気量: 2,000cc以下(※ガソリン車のみ)
ここで重要なのは、ディーゼル車には排気量制限がないという点です。
2トン車に多い3,000cc〜4,000ccのディーゼルエンジンでも、
ボディサイズが規定内であれば4ナンバー登録が可能です。
最近では「最大積載量3トン」の車両でも、
全幅を1.7m(標準幅)に抑えることで4ナンバー登録しているモデルも存在し、
節税目的で高い人気を誇っています。

3. 1ナンバー(普通貨物)になるケース
4ナンバーの規定を1ミリでも、1ccでも超えたトラックはすべて1ナンバーとなります。
- ロングボディ: 全長が4.7mを超える
- ワイドボディ: 全幅が1.7mを超える
- 排気量: 2,000ccを超えるガソリン車
例えば、標準幅の2トントラックでも、
荷台を長くした「ロング」や、
幅を広げた「ワイド」は、
問答無用で1ナンバー登録となります。

4. 維持費はどう変わる?「高速料金・税金・保険料」
ここが経営者様にとって一番の関心事。
ナンバーの違いで財布にどれだけの差が出るのか比較します。
(1) 高速道路料金(ここが最大の差!)
ここが最も大きな分かれ道です。
- 4ナンバー: 普通車料金(乗用車と同じ)
- 1ナンバー: 中型車(または大型車)料金
例えば、2トンの標準幅(4ナンバー)とワイド幅(1ナンバー)では、
同じ道を走っても1ナンバーの方が約1.2倍〜1.5倍ほど高速代が高くなります。
毎日高速を使う運送業者様にとっては、年間で数十万円の差が出ることも珍しくありません。
(2) 車検期間のルール
トラックの車検期間は、ナンバーの種類ではなく「車両総重量(GVW)」で決まります。
- 車両総重量8t未満: 初回2年、以降1年ごと
- 車両総重量8t以上: 初回から1年ごと
つまり、4ナンバー(小型)でも1ナンバー(普通)でも、
多くのトラックは「毎年車検」となります。
※軽自動車は2年ごと
(3) 自動車税と自賠責保険
- 自動車税: どちらも「最大積載量」に応じて決まるため、ナンバーによる直接的な区分はありません。
- 自賠責保険: 一般的に1ナンバーの方が、事故時のリスクが高い(車両が大きい)と判断されるため、4ナンバーよりも数千円程度高くなる傾向があります。

5. 結局、どっちを選ぶのが正解?
4ナンバーが向いているケース
- 高速道路を頻繁に利用する。
- 都市部の狭い道での配送が多い。
- とにかくランニングコストを抑えたい。
1ナンバーが向いているケース
- 一度に多くの荷物を運びたい(ロング・ワイドボディが必要)。
- 高速道路をあまり使わない、または大型案件で運賃に転嫁できる。
- 積載効率を重視し、回転数よりも1回の輸送量を優先する。

まとめ
トラック選びにおいて、1ナンバーと4ナンバーの選択は
「仕事の効率」と「コスト」の天秤です。
「安く済むから4ナンバー」と決めても、
荷物が載りきらずに2往復してしまっては本末転倒。
逆に、必要以上に大きい1ナンバー車を導入して
高速代で赤字になるのも避けたいところです。
自分の現場にはどちらが最適か? 迷った際はぜひ、登録実務に詳しいプロに相談してみてくださいね!
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