トラックのPTOとは?仕組み・種類をわかりやすく解説

ダンプやミキサー車、パッカー車などの特装車には、
「PTO(パワーテイクオフ)」という重要な装置が搭載されています。

あまり一般的には知られていませんが、
トラックの作業性能を支える欠かせない機能です。

この記事では、

  • PTOとは何か
  • どんな仕組みなのか
  • 種類と特徴

を分かりやすく解説します。


PTOとは?

PTOとは
「Power Take-Off(パワーテイクオフ)」の略で、

👉 エンジンの動力を走行以外の用途に取り出す装置のことです。


PTOは何のために使うのか?

トラックは「走る」だけでなく、
作業を行う車両も多くあります。

例えば

  • ダンプ → 荷台を持ち上げる
  • ミキサー車 → ドラムを回転させる
  • パッカー車 → ごみを圧縮する
  • クレーン車 → 荷物を吊り上げる

こうした動作には、
大きな動力(パワー)が必要です。

その動力をエンジンから取り出して使うのがPTOです。


PTOの仕組み

PTOは主に
エンジンやトランスミッションに取り付けられています。

エンジンの回転力を取り出し、

  • 油圧ポンプを回す
  • 機械装置を直接動かす

といった形で、各装置に動力を伝えます。

特に多いのが
👉 油圧ポンプを動かして油圧で作業する方式です。

油圧は
「小さな力で大きなものを動かせる」ため、
トラックの架装装置と非常に相性が良い仕組みです。


PTOの起動方法

PTOの操作方法は主に2種類あります。

  • スイッチ式(電動操作)
  • レバー式(機械操作)

最近の車両では、
スイッチ式が主流になっています。


PTOの種類

PTOには取り付け位置や用途によっていくつか種類があります。


①トランスミッションPTO(サイドPTO)

トランスミッションに取り付けられるタイプで、
最も一般的なPTOです。

特徴

  • 停車時に使用するケースが多い
  • 構造がシンプル
  • ダンプ・パッカー車・クレーン車などに多い

②フライホイールPTO

エンジン側(フライホイール部)に取り付けるタイプです。

特徴

  • 走行中でも作動可能
  • 安定した動力供給が可能

👉 ミキサー車のように
回転しながら走行する車両に使われます。


③フルパワーPTO(中挟みPTO)

エンジンとトランスミッションの間に取り付けるタイプです。

特徴

  • 大きな動力を取り出せる
  • 高出力が必要な装置に対応

👉 消防ポンプ車やバキュームカーなど
高負荷作業向けに使用されます。


PTOを理解するメリット

中古トラックを選ぶ際にも、PTOの知識は重要です。

例えば

  • PTOの有無で用途が大きく変わる
  • 作動不良=高額修理の可能性
  • 用途に合わないPTOだと使えない

といった点に直結します。


まとめ

  • PTOはエンジンの動力を作業用に取り出す装置
  • ダンプ・ミキサー・パッカーなどに必須
  • 主に油圧装置を動かすために使用される
  • 種類によって「停車時専用」「走行中使用可」がある

トラック選びでは、
PTOの種類と用途が合っているかを確認することが重要です。

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